台風一過の23日、宮崎県と鹿児島県にまたがる新燃岳でも、久しぶりに晴れ、火口内からはさかんに白い噴気が立ち上った。気象庁の現地調査によると、1週間前に比べて火山ガスの放出量が10分の1に減少したという。気象庁によると、新燃岳の西側斜面の割れ目付近では、噴気や地表の高温域に大きな変化はなかったが、前回調査を行った16日に比べて、二酸化硫黄を含む火山ガスの放出量は1日あたり50トンと10分の1に減少していた。上空からの観測で...
台風一過の23日、宮崎県と鹿児島県にまたがる新燃岳でも、久しぶりに晴...